素材の組み合わせ インテリアの妙は、木・石・金属・テキスタイルが一つの空間の中で競い合うのではなく、互いに対話することにあります。美しい部屋は一つの素材だけで成り立つことはほとんどなく、本当の上質さは、質感がどう選ばれ、配され、調和されるかから生まれます。タカシマヤインテリアのトータルコーディネートの精神において、それぞれの素材は同じ楽曲の中の一音です。
コントラストと調和
均一すぎる空間は単調になり、コントラストが過ぎれば視覚的な雑音となります。基本の原則は、主役となる素材を一つ選び、残りをアクセントとして用いることです。温かみのあるウォールナットは冷ややかな大理石の一面によって引き立ち、繊細なブラスの細部が視線の止まる場所を生みます。
暖色と寒色の均衡
すべての素材は、それぞれの感情的な温度を帯びています。暖色と寒色のトーンを均衡させることで、部屋は招き入れるようでありながら端正に保たれます。
- 暖色: 無垢材、レザー、リネン、ブロンズ、テラコッタ。
- 寒色: 白大理石、スチール、ガラス、コンクリート。
- 目安の比率: 一方の温度系をおよそ70%、もう一方を30%とし、アクセントを残します。
質感のレイヤリング
一貫したパレットとは、平坦な表面を意味しません。質感を重ねましょう。杢目の木材を粗いリネンの隣に、磨かれた石をマットなヘアライン金属に映して。粗と滑、光沢とマットの対話こそが、光を表面の上に走らせ、空間に奥行きを与えます。
素材は見るだけでなく、触れ、感じるものです。
一貫したパレット
パレットは三〜四のベーストーンと一〜二のアクセントに絞ります。すべての素材が一つの色域に収まるとき、空間は静謐で洗練されたものとなり、日本のおもてなし、すなわち御持て成しの精神に通じます。
素材を組み合わせることは、確かな目と手元の実物サンプルが報われる芸術です。タカシマヤインテリアのショールームへのご来店をご予約ください。コンサルタントがご案内し、一つひとつの素材に触れていただきながら、あなたのための調和ある空間をお作りいたします。
